10月の連休は「カーブチー祭り」へ。山の宿のすぐそばで

食べる

沖縄のみかん、と聞いて多くの方が思い浮かべるのはシークヮーサーだと思います。

ですが、山の宿のある伊豆味は昔からのみかんの産地で、シークヮーサー以外にもいろいろな柑橘が育っています。中でも秋に旬を迎えるのがカーブチーです。

手元に写真がないので(いつもすぐ食べてしまう・・・)今年撮影したら後日掲載します!


県外ではまず手に入らない

カーブチーは沖縄原産の柑橘です。

直径4〜5センチほどの小ぶりな実で、表面はごつごつしていて、正直あまり見栄えはよくありません。皮が厚いぶん食べられる部分が小さく、効率がいい果物とは言えない。だからでしょうか、生産量は年間60トンほどで、そのほとんどが県内で消費されています。

つまり、県外にはほとんど出回りません。沖縄に来て、しかも旬の時期に当たらないと食べられない柑橘です。


皮は厚いのに、剥きやすい

実際に食べてみると、印象が変わります。

皮は確かに分厚いのですが、剥く感覚は普通のみかんとほとんど同じです。むしろ浮いているぶん剥きやすいくらいで、手が汚れる感じもありません。薄皮も普通のみかんよりわずかに厚めですが、気になるほどではありません。種は少し入っていました。

そして、甘いです。

香りは、シークヮーサーが完熟したような感じ。ただしシークヮーサーのような酸味や苦味はありません。オレンジとシークヮーサーの中間、と言うのが一番近いかもしれません。

見た目からは想像しにくい味です。


名前の由来を聞いてみた

カーブチーという名前の由来を地元の方に聞いたところ、「皮が分厚い」から来ているのだと教わりました。この果物の特徴をよく表しているように思います。


10月の連休、カーブチー祭り

伊豆味では、10月の3連休に「カーブチー祭り」が開かれます。

祭りといっても、屋台が並んで賑やかに、という催しではありません。伊豆味みかん生産組合がカーブチーを販売する、直売のイベントです。

祭りの後でもカーブチーは買えるものの、祭りのときの方が良いものが安く手に入ると地元の方から聞きました。時期が合えば、ぜひ。

カーブチーの旬は9月から10月にかけてで、ピークは10月です。祭りのタイミングは、まさに一番いい時期にあたります。


カーブチーのあとに来るもの

伊豆味で採れる柑橘はカーブチーだけではありません。

タルガヨーが10月末から11月末ごろ、オートーが11月下旬から12月ごろに続きます。

オートーは「青唐」から来ているそうです。ではタルガヨーは何なのか、と地元の方に尋ねたところ、「誰だろう?という意味だよ」と答えが返ってきました。カーブチーでもオートーでもない、という意味だそうです。

冗談なのか本気なのか判断がつきませんでしたが、こういう話を聞けるのも産地ならではだと思います。

秋から冬にかけて、少しずつ品種が入れ替わっていきます。何種類か買って食べ比べてみるのも面白いはずです。


伊豆味みかんの里

沖縄県国頭郡本部町字伊豆味2846-3

営業時間:9:00〜18:00 定休日:年中無休 電話:0980-47-2889 駐車場:あり

本部町観光協会のページ

※カーブチー祭りの日程は年によって変わります。今年はおそらく10月10日〜12日ですが、おでかけ前にご確認ください。


宿からのアクセス

山の宿から車ですぐ、同じ伊豆味地区にあります。海の宿からは車で20分ほどです。

山の宿の敷地にもシークヮーサーの木が何本かあり、秋にはたくさん実をつけます。この土地が昔から柑橘の産地であることを、滞在中に感じてもらえると思います。

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